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復讐クエスト2 / LV2 勇者コウダイ 07

last update Tanggal publikasi: 2026-04-16 06:00:37

「紀美さん、ありがとうございます。一人で家に帰っても居場所もなくて辛いですから、ここで時々愚痴を聞いて下さるとありがたいです。多分僕と妻はもう修復不可能です。彼女は…僕を疎んでいます」

「航大さんを疎むなんてひどい…」紀美さんが唇を噛みしめて肩を震わせた。「航大さんのお気持ちはよくわかります。私の夫がそうです。私も給料を取り上げられていて、ATMみたいにしか思われていません。浮気もされて目が覚めました。あんなクズとは一刻も早く別れて幸せになる努力をします!」

「紀美さん…」

 初めて会った時、きっと素敵な結婚生活を送っているのだと勝手に思っていた。でも、現実は違うんだ。家庭の数だけたくさんのクエストがあり、いいクエストもあれば悪いクエストもあるんだと気づいた。

「航大さんも幸せになる権利はあるんですっ! 諦めないでください!! 良かったらご家庭のこと、話していただけませんか?」

「ありがとうございます。なんか、そういう風に心配されると…嬉しい

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      「とにかく! メイが必要と思われる商品はなに? 見繕って」 北都さんは強気で金さんを追い立てた。「あの……いいのでしょうか? すぐに用意できるお金もないのに……」「大丈夫。仲間のカイのお姉さんだったら信用できるから」 にこっと北都さんが笑ってくれた。「櫂、今日はここに連れてきてくれてありがとうね。そういえば櫂の洋服買いに来たのに、私の話になっちゃってごめんね」「いいよ。姉さんが困っているなら、俺は助けたい」「櫂……」「家族なんだから、もっと頼って相談して! なにも言ってくれない方が辛いよ。逆の立場だったら姉さんだって同じように怒ってくれるはずだ」 改めて櫂に指摘されて、確かに、と思った。  これからはもっと弟に助けてもらおう。こんなに頼りになるのに、私はいったいなにに遠慮して辛い時間だけを過ごしていたのだろう。ほんとうにバカだった。 ――メイの洗脳が解けた!  あれ。なんか思考が軽くなった。なんだろう……視界がすっきりしたような、今までのことがほんとにばかばかしく思えるような…なんだか、そんな感じ! 「お。いい顔になった。メイ、素敵だよ。これから頑張ろう!」  北都さんが声をかけてくれた。よし、これから丹司さんと対峙できるようにめいいっぱい頑張るぞ!!「ふう~」 ため息をつきながら金さんが戻ってきた。店の奥に追いやられた彼はしばらくご自身の店内(なんでも売買屋)を物色し、手になにやら持っていた。顔は渋い。お金をあまり取れないことに不服感があるのだろう。でも、無い袖は振れない。  金さんは口をへの字に曲げながら、4個のアイテムを差し出してくれた。「これはなんでしょうか?」「盗聴器ひとつと監視カメラふたつと、さらにスマートウォッチです。ひとまず義理実家へ行く回数が多いので、彼らの家にひとつカメラを仕掛けましょう。おもしろいものが撮れたらもうけものです。USBコンセントタ

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      『今日、なにしてた?』 開口一発からこの台詞。私がどこでなにをしていたのか、逐一報告しなきゃならない。『ウソだったら承知しないよ』 そして報告後、毎回恐ろしい顔で言われる。嘘なんか言わないのに、まったく信用されていないのだ。『実家へ行こう』 ほとんど毎週末ごとに実家に付き合わされる。そして義母と夫のラブラブぶりを見せつけられる。私この場に必要?  どうせだったら私も実家に帰りたい。でも、それは許されない。 こんな内容をまとめて彼らに聞いてもらった。話すとスッキリした。今まで誰にも相談できなくて苦しかったけれど、辛い気持ちを共有し、これからのことを考えてくれるなんて最高だ。  どうしてもっと早く行動しなかったんだろう。せめて家族に相談すれば、こんなに苦しむことはなかったのにと思う。「メイ。あんたは旦那に洗脳されちゃったんだね。そうなると”普通”がわからなくなって、どんな理不尽なことでも正しいって思うようになっちゃうんだ」「洗脳……」 恐ろしい言葉だ。でも、そう言われたらしっくりくる。私って丹治さんに洗脳されていたんだ…。「そうだよ姉さん。お義兄さんがそんなひどい男なんて、今までぜんぜん知らなかったよ。姉さんは大事にされているって思っていたのに、こんな束縛もおかしいよ! 今すぐ逃げよう」「櫂君。気持ちはわかる。だが今、録音した証拠だけではうまく言い逃れされてしまうだろう。こちらが優位に離婚するには、証拠! 今の時代、証拠が命! 芽衣さん、今こそ戦う時だ!」 力強く金さんが言ってくれた。「はい、ありがとうございます!」「証拠を撮るにはいろいろ必要だろう。アイテムはいっぱい揃っているから、ぜひお買い求めは”なんでも売買屋”で!!」  どーん!(ドヤ顔のカネナリ) 「法外な値段で売りつけたら許さないよ」 笑顔の北都さんがクギを刺してくれた。「わかっているとも」 そして顔と台詞が合っていない金

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